種牡馬モーリスはやばい?産駒が走らず失敗した?

種牡馬モーリスはやばい?産駒が走らず失敗した?

複勝ネキ

現役時代は「マイル王」として年度代表馬に選出された名馬モーリス。
「種牡馬としてやばい」「種牡馬失敗」と言われることがありますが、実際はどうなのでしょうか?

種牡馬モーリスがやばいと言われる理由

モーリスについて検索すると、「種牡馬 やばい」「種牡馬 失敗」といったサジェストが表示されています。

やばいと言われる理由は当初初仔の成績がいまいちだったから。

2020年は260回出走し31勝(重賞0勝)、種牡馬リーディングでは47位という結果で終わります。

しかし、初仔が4歳を迎えた2022年が転機となります。

種牡馬モーリス2022年に躍進

一度モーリスの現役時代の競走成績を振り返ってみると、

※レース名をタップするとレース動画を見ることができます。

日付レース名人気着順
2016年12月11日香港C11
2016年10月30日天皇賞・秋11
2016年8月21日札幌記念12
2016年6月5日安田記念12
2016年5月1日チャンピオンズマイル11
2015年12月13日香港マイル21
2015年11月22日マイルチャンピオンS41
2015年6月7日安田記念11
2015年4月5日ダービー卿チャレンジ11
2015年3月7日スピカS11
2015年1月25日若潮賞11
2014年5月31日白百合S43
2014年5月10日京都新聞杯77
2014年3月23日スプリングS54
2014年1月12日シンザン記念35
2013年12月23日万両賞11
2013年11月9日京都杯2歳S16
2013年10月6日2歳新馬11

ご覧の通り、4歳から本格化しG1を連勝するまでに成長しています。

同じように、初仔が4歳になった2022年は111勝で種牡馬リーディング8位まで浮上します。

やや晩生だったモーリスと同様に産駒も4歳から本格化し、結果が出るようになっています。

2023年は種牡馬リーディング7位、2024年は7月現在で8位につけています。

キズナやロードカナロア、エピファネイア、ドゥラメンテなどの上位には及ばないものの、産駒たちの今後の活躍が期待されています。

種牡馬モーリスの代表産駒

モーリスの主な代表産駒をまとめました。

馬名主な勝ち鞍
ジャックドール・大阪杯
・金鯱賞
ジェラルディーナ・エリザベス女王杯
・オールカマー
ピクシーナイト・スプリンターズS
・シンザン記念
マテンロウスカイ・中山記念
ノースブリッジ・エプソムC
・アメリカジョッキーC
ディヴィーナ・アイルランド府中牝馬
ラーグルフ・中山金杯
ノッキングポイント・新潟記念
カフジオクタゴン・レパードS

2024年7月現在、3頭(ジャックドール、ジェラルディーナ、ピクシーナイト)のG1勝利馬を輩出。

ジャックドールとジェラルディーナ(母ジェンティルドンナ)は父と同様に4歳でG1に初勝利しています。

複勝ネキ

「モーリス産駒は走らない」なんて言わせない!
ちなみに私はジャックドールが好きでBIGぬいぐるみを3つも持っているよw