クロフネの引退理由は?産駒最高傑作と後継種牡馬はだれ?

クロフネの引退理由は?産駒最高傑作と後継種牡馬はだれ?

複勝ネキ

ダート最強馬と評されるクロフネの引退理由や、産駒最高傑作、後継種牡馬についてご紹介します。

クロフネの成績から見る強さ

クロフネの生涯成績は10戦6勝。

前レース結果は以下の通りです。

日付レース名人気着順
2001年11月24日ジャパンカップダート(G1)11
2001年10月27日東京中日S杯武蔵野S(G3)11
2001年9月23日神戸新聞杯(G2)23
2001年5月27日東京優駿(G1)25
2001年5月6日NHKマイルC(G1)11
2001年3月24日毎日杯(G3)11
2000年12月3日ラジオたんぱ杯3歳S(G3)13
2000年12月3日エリカ賞(500万下)11
2000年10月28日3歳新馬11
2000年10月14日3歳新馬32

初戦は惜しくも2着と敗れるものの、2戦目ではきっちり勝利。

翌年の毎日杯で初の重賞勝利を記録します。

鞍上武豊で挑んだNHKマイルCは1番人気に支持され、ゴール直前でグラスエイコウオーを差し切りG1初制覇。

その後、2連敗しますが、9戦目にしてダートに転向。

2001年東京中日S杯武蔵野Sに出走したクロフネは、それはそれは鬼のような強さを見せます。

後に2002年ジャパンカップダートを制するイーグルカフェに9馬身差をつける圧勝。

2001年ジャパンカップダートでも、2000年にフェブラリーSを制したウイングアローに7馬身差をつけてレコード勝ちします。

複勝ネキ

ダートの戦績はたった2戦だけど、その勝ちっぷりから「ダート史上最強馬」として評価する人も少なくないよ

クロフネの引退理由

クロフネはジャパンカップダート勝利後、同年末に屈腱炎発症のため引退しました。

誰しもが、クロフネは世界を取れる…と考えていましたが、若くしての引退が惜しまれます。

元JRA調教師の白井寿昭さんも、

競走馬としては「もったいない」の一語に尽きる。仮に屈腱炎での早期引退がなければ、日本のダート競馬の歴史を大きく変えていたやろうね。
引用:東スポ競馬

と語っている通り、現役を続けていれば日本競馬の歴史を大きく変えていた可能性があります。

複勝ネキ

種牡馬入りしたクロフネは2021年1月17日に老衰のため23歳で亡くなったよ

クロフネ産駒の最高傑作は?

クロフネ産駒で活躍した代表馬は以下の通り。

馬名主な勝ち鞍
ソダシ・ヴィクトリアマイル(G1)
・桜花賞(G1)
・阪神ジュベナイルF(G1)
ホエールキャプチャ・ヴィクトリアマイル(G1)
・ロースS(G2)
・府中牝馬S(G2)
アエロリット・NHKマイルカップ(G1)
・毎日王冠(G2)
・クイーンS(G3)
カレンチャン・高松宮記念(G1)
・スプリンターズS(G1)
・阪神牝馬S(G2)
スリープレスナイト・スプリンターズS(G1)
・CBC賞(G3)
・北九州記念(G3)
ママコチャ・スプリンターズS(G1)
・安土城S(OP)
フサイチリシャール・朝日杯FS(G1)
・阪神カップ(G2)
・東京スポーツ杯2歳S(G3)
クラリティスカイ・NHKマイルカップ(G1)
・いちょうS(OP)

G1を3勝した白毛のアイドルホースのソダシが最高傑作と言えるでしょう。

クロフネの後継種牡馬は?

クロフネの後継はかなり苦戦しており、後継種牡馬はオウケンワールド、パクスアメリカーナ、テイエムジンソクなどがいますが、直系の血が残るかどうかが不安視されています。

複勝ネキ

情報が古くて確認が難しかったけど、交配相手がかなり少ないらしいね
クロフネ直系の血が絶えそう…。
この血を絶やすの惜しすぎる…。

まとめ

2023年にソダシが繁殖入りし、今後どういった馬が生まれるかが期待されています。

父クロフネのようにダートレースをちぎって勝つ馬が見たいですね。

複勝ネキ

クロフネに似たかわいい馬になってほしいね