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ルメールの残りG1タイトルは?日本に来た2つの理由

ルメールの残りG1タイトルは?日本に来た2つの理由

複勝ネキ

クリストフ・ルメール騎手の残りG1タイトル、日本に来た理由をご紹介します。

ルメール騎手の残りG1タイトルは?

ルメール騎手がまだ手にしていないG1タイトルは、高松宮記念、大阪杯、朝日杯FSの3つ。

この中で最も鬼門と言われているのが高松宮記念です。

高松宮記念の同じ週にドバイ国際競走が開催されているため、ルメール騎手は遠征に行ってしまい、そもそも高松宮記念に騎乗する機会が少なくなってしまいます。

過去に2016年アルビアーノ、2019年にロジクライの2回しか騎乗経験がなく、ルメール騎手がG1完全制覇を達成するためには高松宮記念がカギとなります。

複勝ネキ

ルメール騎手が勝利したG1レースをまとめてみたよ
なかなかえげつない成績だね…
レース名勝馬
2005年有馬記念ハーツクライ
2008年エリザベス女王杯リトルアマポーラ
2008年ジャパンカップダートカネヒキリ
2009年ジャパンカップウオッカ
2013年ジャパンカップダートベルシャザール
2015年阪神JFメジャーエンブレム
2016年NHKマイルカップメジャーエンブレム
2016年菊花賞サトノダイヤモンド
2016年阪神JFソウルスターリング
2016年有馬記念サトノダイヤモンド
2017年ヴィクトリアマイルアドマイヤリード
2017年オークスソウルスターリング
2017年日本ダービーレイデオロ
2017年秋華賞ディアドラ
2018年桜花賞アーモンドアイ
2018年オークスアーモンドアイ
2018年安田記念モズアスコット
2018年秋華賞アーモンドアイ
2018年菊花賞フィエールマン
2018年天皇賞(秋)レイデオロ
2018年JBCスプリントグレイスフルリープ
2018年ジャパンカップアーモンドアイ
2019年桜花賞グランアレグリア
2019年皐月賞サートゥルナーリア
2019年天皇賞(春)フィエールマン
2019年スプリンターズSタワーオブロンドン
2019年天皇賞(秋)アーモンドアイ
2020年フェブラリーSモズアスコット
2020年天皇賞(春)フィエールマン
2020年ヴィクトリアマイルアーモンドアイ
2020年スプリンターズSグランアレグリア
2020年天皇賞(秋)アーモンドアイ
2020年エリザベス女王杯ラッキーライラック
2020年マイルCSグランアレグリア
2020年ジャパンカップアーモンドアイ
2021年フェブラリーSカフェファラオ
2021年NHKマイルCシュネルマイスター
2021年ヴィクトリアマイルグランアレグリア
2021年宝塚記念クロノジェネシス
2021年マイルCSグランアレグリア
2022年オークススターズオンアース
2022年天皇賞(秋)イクイノックス
2022年有馬記念イクイノックス
2023年天皇賞(春)ジャスティンパレス
2023年宝塚記念イクイノックス
2023年菊花賞ドゥレッツァ
2023年天皇賞(秋)イクイノックス
2023年エリザベス女王杯ブレイディヴェーグ
2023年ジャパンカップイクイノックス
2023年ホープフルSレガレイラ
2024年オークスチェルヴィニア

ルメール騎手が日本に来た理由

ルメール騎手が日本に来た(移籍した)理由は2つ。

僕は20歳になる前の3年間、米国とドバイとインドにそれぞれ3カ月ずつ修業に行った。若いうちに国外に遠征して、いろいろな経験を積んだほうがいいからね。感性が豊かになるし、違うトレーニング方法や騎乗の仕方を学ぶことができる。レースを冷静に読む力もつく。だから、チャンスがあれば日本にも行きたかった。先輩のオリビエ・ペリエが日本のレースに出ていたので、よく話は聞いていたんだ。ただ当時、日本は条件が厳しくて、実績がないと免許が下りなかった。だからフランスでいい成績をあげて基準を満たすと、すぐにJRAに短期免許を申請した。それから毎年冬に来るようになって、もう14年。初めて日本の街をこの目で見たときは『マンガのまんまだ!』という印象だったね(笑)。
引用:ニッポンドットコム

 「正直、フランスでの競馬に対するモチベーションを維持するのが難しくなりました」
 そこで、「大好きな日本への移籍」を考え、妻のバーバラに相談した。すると……。
「妻は大賛成してくれました。短期免許中に何度も来日経験のある彼女は、僕が考えていた以上に日本のことを気に入っていたんです」
引用:NumberWeb

  • オリビエ・ペリエ騎手から日本の話をよく聞いていてJRAに短期免許を申請
  • 大馬主のアガ・カーン殿下との契約を打ち切られ、フランスでの競馬に対するモチベーションを維持できなくなった

モチベーション維持が難しくなったルメール騎手は、大好きな日本への移籍を奥さんのバーバラさんに相談したところ大賛成。

短期免許中に何度も来日経験があったバーバラさんは、ルメールさんが考えていた以上に日本を気に入っていたようです。

ルメール騎手は2015年にミルコ・デムーロ騎手と共に外国人としては初めてJRAの通年の騎手免許を取得しました。

日本で改めてモチベーションを高めて馬に乗ることができるようになりました。

ルメール騎手が日本語を流暢に話せるのはなぜ?

ルメール騎手が日本語を流暢に話せる理由は、当たり前のことですが勉強したからですw

フランスで家庭教師をつけて日本語の勉強をしていたようで、競馬施行規定や日本のルールも学んでいます。

「動詞の使い方が難しかった」とコメントを残しています。

ルメール騎手の年度別成績

2023年までの年度別成績は以下の通りです。

年度順位1着2着3着着外
2023116511988294
202251098874296
2021119913478391
2020120413785355
2019116412378285
2018121513598324
20171199138106366
20162186109100391
201541129070301
20145022161987
201342292317102
20124823201594
2011711010665
201042281818107
200964121918100
200849212013139
200761142325108
200631341613131
200546202922138
200451172014106
20037711131289
200212744425

2018年の215勝は武豊騎手が2005年に達成した212勝を抜き、JRA年間最多勝利記録です。

ルメール騎手の年収

2023年のルメール騎手の総獲得賞金は約50億8,476万円です。

騎手には賞金の5%が支給されるため、年収は約2億5,423万円になります。

これに騎手奨励手当や騎乗手当等が加わるため、実際の年収とは異なる可能性があります。

最新リーディングジョッキー

最新リーディングジョッキー

順位騎手名勝利数
1C.ルメール113
2川田 将雅102
3戸崎 圭太99
4坂井 瑠星85
5横山 武史79
6松山 弘平75
7鮫島 克駿71
8武 豊70
9西村 淳也62
10岩田 望来58
※9月9日現在