複勝ネキ
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ステイゴールドの生い立ち〜引退まで
ステイゴールドの馬生は
泣けてくるな…
香港表記の黄金旅程って
まじかっこよすぎない? pic.twitter.com/pAngKf6tp8— らいひ (@raihi410) March 13, 2022
- 父:サンデーサイレンス
- 母:ゴールデンサッシュ
ステイゴールドは1994年に北海道の白老ファームに生まれました。
父は1995年から12年連続でリーディングサイヤーに輝いたサンデーサイレンス。
馬名の由来は1983年の映画「アウトサイダー」の印象的なセリフ「Stay gold」。
1996年9月末に栗東トレーニングセンターの池江泰郎厩舎に入厩し、同年12月1日、阪神競馬場で開催された芝2000m新馬戦でデビュー。
その後はなかなか勝ちきれないレースが続くが、2着や3着の馬券に絡むレースが多いことも印象的。
50戦目の引退レース「香港ヴァーズ」でG1初制覇を成し遂げたことで有名です。
頭がおかしい?ステイゴールドの奇行・狂気・逸話まとめ
オリビエ・ペリエがもう乗りたくないとい言うくらい気性難
ペリエ騎手にステイゴールド二度と乗りたくないと言われていたのは笑ったwラチにわざとぶつかってレースをやめるフリをするのはオルフェーヴルに完全伝承しているw本気を出さないというよりスカしてサボっていたと言えるだろう。 pic.twitter.com/kS2V4I6U5W
— だんく (@danq_pl) June 5, 2024
ステイゴールドのデビュー戦と2戦目に乗ったオリビエ・ペリエ。
フランス出身の世界を代表する騎手でもあるペリエですら、手を焼くほどの気性難でした。
レースに集中しない
池江泰寿調教師が「肉をやれば食うんじゃないか」と思うほど凶暴で、左にモタれると楽できることを理解しており、左にコースアウトする機を狙っていたのだとか…。
能力的には申し分ないにもかかわらず、レースへの集中力のなさから、50戦7勝というなかなか勝ちきれないレースが続きます。
初めての重賞勝利(2000年目黒記念G3)まで実に38戦もかかっています。
スペシャルウィークに噛みつく
スペシャルウィークが亡くなった。一口持ってたモンシュシュの父親だった。現役時代も見ていただけに、とても残念です。ジャパンCのエピソードが忘れられない。武豊はエアグルーヴに。スペシャルには岡部。4コーナーでステイゴールドにぶつけられて、噛みつきに行ったと騎手のコメント。何か笑った。
— へしこ (@pz_4d) April 27, 2018
ステイゴールドはジャパンカップで日本総大将を務めたスペシャルウィークを嫌っています。
こういった気性難のエピソードがいつまでも愛される理由ですね。
自分のブツの匂いを嗅いで発狂
YouTubeでステイゴールドが自分のブツの匂いを嗅いで、白目を向く勢いで発狂している動画が公開されています。
こちらの動画、中毒性があり2024年7月現在、約470万回も視聴されています。
これは声を出して笑いましたw
海外では無敗
ステイゴールドのラストランが好きすぎる。何回見ても何回見ても本当にすごい、感動が全然薄れない。差しきった一直線の姿が本当に神々しくていつまでも眺めていたい。
香港ヴァーズ生で見に行った人いいなあ— ᘛ⁐̤ᕐᐷ (@pan__tabetai__4) September 29, 2022
ステイゴールドの海外初遠征は2001年3月のドバイシーマC(G2)。
驚異的な追い込みでハナ差で香港CやBCターフなどを制したファンタスティックライトに競り勝っています。
また、引退レースの香港ヴァーズ(G1)では直線で5馬身先行するエクラールを追い続け、残り150m、内ラチにぶつかりそうになった瞬間に飛ぶような豪脚が炸裂。
実況の加藤裕介アナウンサーの「ステイゴールド差し切れ!」という名実況も相まって、感動のレースになりました。
引退レースにして日本産・日本調教馬として初めての海外G1制覇という大快挙を果たしました。
日本のG1では勝ちきれませんでしたが、海外では無敗のステイゴールド。
やはり他の馬とは違う何かを持っています。
引退後のステイゴールドは大種牡馬に
今日3月24日は
ステイゴールドの誕生日🎂
初勝利に半年を要し古馬になってからはGI で何度も好走するなど『善戦マン』的なキャラだった君も7歳の引退レースで見事海外GI 勝利🐎✨
種牡馬として三冠馬オルフェーヴルやゴールドシップ、オジュウチョウサンなどを輩出し大種牡馬に上り詰めました。 pic.twitter.com/Up2RJ4c5B4— かずpart② 🐎😸 (@bubblegumrobroy) March 23, 2023
当初は重賞入着を繰り返す小柄なステイゴールドへの注目度は低かったものの、香港ヴァーズでの勝利により評価が上がり、初年度は177頭もの配合牝馬を集めました。
宝塚記念、有馬記念を制したドリームジャーニー、宝塚記念を制したナカヤマフェスタ、クラシック3冠を制したオルフェーブル、宝塚記念を連覇したゴールドシップ、史上初の同一重賞5連覇を達成した絶対王者オジュウチョウサンなどを輩出しています。
「ステイゴールド一族」というかっこいいMAD動画が公開されているのでぜひ見てほしい!
ステイゴールドの死因
キンカメ&ディープ種付け中止、ステイゴールド死去、世界のロードカナロアも不調気味でトップ級の種牡馬があらかたいない2020年産駒
この状況を覆せるのは…ゴ ー ル ド シ ッ プ pic.twitter.com/IubBfoYiQW
— ボルゾイ (@Borzoi0303) April 2, 2019
2015年2月5日、ステイゴールドは死亡しました(享年21歳)
死因は大動脈破裂とされています。
今年初の種付けを終えた後、発汗などがあり体調が悪化したようです。
オルフェーブルやゴールドシップ、オジュウチョウサンなどの種牡馬が優秀なDNAを脈々と継承してほしいですね。
まとめ
ステイゴールドの奇行・狂気・逸話をご紹介しました。
気性難ということですが、頭がいいからこそ人間っぽい素振りを見せてくれる競走馬でした。
引退後もファンが多く、今後も黄金の血は競馬ファンを虜にすることでしょう。