天才・津村明秀はどこが上手い？G1勝利が遅れた理由は？同期はだれ？

天才・津村明秀騎手はどこが上手い？

天才ジョッキーとして必ず名前が挙がる騎手と言えば津村明秀騎手ですよね。

他の騎手から評価されている点を調べてみました。

藤岡佑介騎手は骨盤の角度と体の使い方を絶賛しています。

ほかの人と一番違うのは、骨盤の角度だと思いますよ。外国人に近いというか、とにかく体をきれいに畳める。
持って生まれたものもあるだろうけど、体の使い方も上手いんだと思うよ。
騎座も強いし、手足の長さをすごく活かせている感じがする。馬を包んでいられるからね。基本的に日本人ぽくないんだよ。本当に独特。
引用：netkeiba

丹内祐次騎手は騎乗の美しさを評価しています。

競馬学校の頃から完成されてたもんな。津村の乗り方は一生かかっても真似できない。絶対あんなにきれいには乗れない。
引用：netkeiba

川田将雅騎手は関節の柔軟性と馬に乗る技術を評価しています。

彼がもともと持っていた骨格や筋肉、関節の柔軟性などを含めた身体能力と、“馬に乗る”という部分での感覚、感性が、みんなとは違ったということ。
引用：netkeiba

競馬学校の技術テストで何度も1位を取っていたようで、当時から美しい騎乗に定評があったようです。

津村明秀騎手はなぜG1勝利が遅れた？

競馬学校でも圧倒的な技術で抜きん出た存在だった津村明秀騎手ですが、G1レースの実績に関しては同期に遅れてをとっています。

初めてG1を勝利したのは2024年5月のヴィクトリアマイル(テンハッピーローズ)、デビューから21年目での勝利でした。

天才であるはずの津村明秀騎手がなぜG1を勝てなかったということ、津村明秀騎手の性格に理由があるかもしれません。

藤岡佑介騎手
津村は学校生の頃からコツコツ努力ができる人で、本当に上手いなと思っていたけど、貪欲さや欲深さみたいなものを感じたことは一度もなかったな。
引用：netkeiba

津村明秀騎手も「自分のためだけに貪欲になれない性格」と認めており、勝利に貪欲になれない性格が災いしていたかもしれません。

また、川田将雅騎手はこう語っています。

もともと津村は、圧倒的な技術を持ちながらも驕り高ぶるような人間ではなく、要するに「俺が、俺が」というところが一切ないタイプ。人としては、とても優しくて明るくて、それが津村のよさでもあるんだけど、勝負師としては甘さにつながるところもある。
引用：netkeiba

馬乗りとしての技術はピカイチながら、欲深さがなく勝負師としての甘さを指摘しています。

しかし、2023年以降は「勝ちたい」という気持ちがこもった騎乗をするようになったため、今後はG1勝利数が増えていくことが期待できます。

津村明秀騎手の同期

津村明秀騎手は2004年にJRA競馬学校を卒業した第20期生です。

同期には、

• 上野　翔
• 川田　将雅
• 高野　和馬
• 丹内　祐次
• 藤岡　佑介
• 水出　大介
• 吉田　隼人

らがいるゴールデンエイジです。

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中でも出世頭は川田将雅騎手ですね。

津村明秀騎手の通算成績

津村明秀騎手の重賞勝利レース

津村明秀騎手の主な重賞勝利レースは以下の通り。

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