体当たり!ジェンティルドンナがゴリラや鬼婦人と呼ばれているのはなぜ?

体当たり!ジェンティルドンナがゴリラや貴婦人と呼ばれているのはなぜ?

複勝ネキ

2014年に引退した名牝ジェンティルドンナについてご紹介します。

ジェンティルドンナの成績から見る強さ

ジェンティルドンナの生涯成績は19戦10勝。

全レースの競争成績は以下の通り。

※レース名をタップするとレース動画を見ることができます。

日付レース名人気着順
2014年12月28日有馬記念41
2014年11月30日ジャパンC14
2014年11月2日天皇賞・秋39
2014年6月29日宝塚記念39
2014年3月29日ドバイシーマC21
2014年2月16日京都記念16
2013年11月24日ジャパンC11
2013年10月27日天皇賞・秋12
2013年6月23日宝塚記念13
2013年3月30日ドバイシーマC12
2012年11月25日ジャパンC31
2012年10月14日秋華賞11
2012年9月16日関西TVローズS11
2012年5月20日優駿牝馬31
2012年4月8日桜花賞21
2012年3月3日チューリップ賞24
2012年1月8日シンザン記念21
2011年12月10日2歳未勝利11
2011年11月19日2歳新馬12

デビュー戦は惜しくも2着になるものの、続く未勝利戦で初勝利を記録。

牝馬クラシックでは3冠を達成し、続くジャパンCでは歴代最強馬候補にも挙げられるオルフェーブルや、クイーンエリザベスCを制したルーラーシップを下し優勝します。

3歳ながら古馬相手をけちらす女王が誕生しました。

翌年のジャパンCも制し史上初の連覇を達成。

その後はドバイシーマクラシック、有馬記念を制し、最終的なG1勝利数は7勝を記録しました。

G1 7勝は1位アーモンドアイに続く、2位タイの勝利数になります。

複勝ネキ

ディープインパクトも7勝した名馬だよ

ジェンティルドンナの血統

ジェンティルドンナの血統

出典:net競馬

ジェンティルドンナは無敗の三冠馬の父ディープインパクトと、イギリスで生産された母ドナブリーニから生まれました。

ジェンティルドンナの異名・呼び名

ジェンティルドンナの異名・呼び名
  • ゴリラ
  • 貴婦人

ゴリラ

ジェンティルドンナはウマ娘で「ゴリラ」といじられています。

これは混合路線において勝利を続けたが由来とされています。

アーモンドアイしかりクロノジェネシスしかり、牡馬にも勝つ強い牝馬は「ゴリラ」と言われがちだとか。

鬼婦人

馬名ジェンティルドンナはイタリア語で「貴婦人」という意味があります。

しかし、力強いレースで見せる勝負根性ゆえに、「貴婦人」をもじった「鬼婦人」というあだ名がつけられていますw

複勝ネキ

ゴリラと鬼婦人。
明らかに強そうな異名だね…。

ジェンティルドンナの体当たりとは?

Googleでジェンティルドンナについて検索すると、「体当たり」というサジェストが表示されます。

これはジャパンカップでのオルフェーブルへの体当たりと、宝塚記念でのゴールドシップへの体当たりが由来です。

直線でオルフェーブルに体当たりしている様子を確認できます。

これにより岩田騎手は2日間の騎乗停止処分。

宝塚記念でもゴールドシップに体当たりしています。

しかし、スタミナとパワーを兼ね備えるゴールドシップは体当たりも何のその。

そのまま突き抜けて優勝してしまいます。

複勝ネキ

どちらかというと、ゴールドシップの方がゴリラにふさわしいパワーの持ち主だね…。

ジェンティルドンナ産駒は走らない?

名牝から生まれた産駒は走らないと言われていますが、2022年にジェラルディーナ(父モーリス)がエリザベス女王杯を優勝しています。

複勝ネキ

牝系の発展が期待されているよ!