複勝ネキ
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アーモンドアイの生い立ちから引退まで
- 父:ロードカナロア
- 母:フサイチパンドラ
2012年から2013年にかけてG1を6勝したロードカナロアと、2006年にエリザベス女王杯を制したフサイチパンドラから生まれた良血馬。
2017年8月の新潟新馬戦では2着に敗れるものの、それ以降連勝を記録、クラシック牝馬3冠をはじめ9つのG1を制しました。
※レース名をタップするとレース動画を見ることができます。
2020年12月19日に引退式が開かれ、ノーザンファームで繁殖牝馬となりました。
アーモンドアイは史上最強でやばいと言われる理由
史上最多記録の芝G1級競争9勝
アーモンドアイは史上5頭目の牝馬三冠馬にして、日本馬史上初の史上最多記録の芝G1級競争9勝という凄まじい記録を打ち立てました。
9勝 | ・アーモンドアイ |
7勝 | ・テイエムオペラオー ・ジェンティルドンナ ・キタサンブラック ・ディープインパクト ・シンボリルドルフ ・ウォッカ |
6勝 | ・オルフェーブル ・ブエナビスタ ・ゴールドシップ ・イクイノックス ・ロードカナロア ・グランアレグリア ・モーリス |
競馬を知らない人でも聞いたことがあるであろうディープインパクトやキタサンブラックより2つも多く勝っていることからも、史上最強と言われていることに納得です。
当時の獲得賞金ランキング1位
【最新・日本馬の歴代獲得賞金ランキング】
1位 アーモンドアイ 19億1526万3900円
2位 キタサンブラック 18億7684万3000円
3位 パンサラッサ 18億4466万3500円
4位 テイエムオペラオー 18億3518万9000円
5位 ジェンティルドンナ 17億2603万400円#パンサラッサ https://t.co/QdsNBnsXd4— 競馬ラボ (@keibalab) March 1, 2023
アーモンドアイの総獲得賞金は19億1526万3900円。
これはキタサンブラックの18億7684万3000円を上回り、史上最多獲得賞金記録を更新しました。
※2024年7月現在、1位はウシュバテソーロの22億1567万8200円、2位はイクイノックスの22億1544万6100円、アーモンドアイは3位となっている。
手前替えが上手
手前替えが一定見えるようになると、アーモンドアイという馬が如何に異次元な馬だったと言うことがわかる。僕は鳥肌が立ちました。大衆が思っているよりアーモンドアイはヤバい。
— ぶっち (@remarkable_u) October 30, 2021
アーモンドアイの強さの秘訣、それは「力強いエンジンと手前替えの上手さ」と評する方が少なくありません。
手前とは…
馬の走り方のことで、右前脚よりも左前脚を前に出す「左手前」とその逆の「右手前」がある。右回りのコースは右手前、左回りのコースは左手前で走らないとコーナーを回る際、遠心力で外側にふくれてしまう。最後の直線では、走りやすい手前に替えて走りやすくする。
引用:JRA競馬用語辞典
2018年桜花賞のレース動画を見てみると、
直線で何度も何度も手前を替えている様子を確認できます。
3歳の頃は手前替えで加速っするけどスタミナを浪費していますが、4歳〜5歳の頃にはルメールの合図で完璧なタイミングで手前替えするようになり、その器用さも天才たる所以だと評価する人もいます。
アーモンドアイが嫌い人も多い?
斤量が軽く牝馬G1を挟んでいる
あんまり詳しくないんであれですけど、レコードも斤量が軽いし、それ以降も牝馬G1挟んでるし
大事に大事に休みいれて使われてる感じが最強とは言えない感じがします。
引用:競馬物語チャンネルのコメント欄より
「斤量が軽いから最強とは言えない」という意見でした。
例えば、3歳で出走したジャパンカップは斤量53kg。
古馬が57kgだったので4kgの差がありました。
それでも、レース内容を見てみると同じ斤量でも1位か2位に入ったと思われます。
ファンが嫌い
だからアーモンドアイ嫌いなんだよ。
ファンがきしょいやつしかおらん— 安藤 (@kenji_kohei) June 6, 2023
アーモンドアイのファンが嫌いという意見でした。
これに関しては個人的な意見なのでノーコメントですw
強すぎて嫌い
僕はアーモンドアイが嫌いだ。
いつも先頭を走っている。
好きな馬の前を走っている。G1を何度勝っても認めたくなかった。
造られたスターホースと感じたこともあった。そして今日魅せたこの馬の本物の力。
素直に称賛の気持ちを持った。
とてつもない馬だと感じた。僕はこの馬が嫌いだった。 pic.twitter.com/avaeXl3qbU
— ゆーすけ@競馬写真 (@yusukeKeiba) November 29, 2020
アーモンドアイ強すぎてずっと嫌いだったけど今は少しだけ寂しいですね。さすが。やっぱり最後まで強かった。
日本競馬世紀の一戦を現地で観戦できた事の凄さと有難さを今になってジワジワ実感。
歴史的な瞬間その場にいられた事と、ハナ差でワイドを取り逃したことは一生の語り草になりそうです。 pic.twitter.com/HL7mboHHgQ
— Y.T(坂井瑠星推し)/ Yusuke Tohata (@ytBusiness1) November 29, 2020
この意見もわからなくもないですね。
うちの叔父が千代の富士が強すぎて逆に嫌いだった…、みたいなニュアンスです。
アーモンドアイの産駒
1月13日深夜、アーモンドアイが待望の初仔を出産しました!額の星が特長的な男の子はエピファネイア産駒。母子ともに経過は順調です。このたびたくさんのファンの皆さまから安産祈願のお守りをいただきました。暖かいお心遣いありがとうございました。#ノーザンファームからのお便り #アーモンドアイ pic.twitter.com/pIMCm9gZqe
— ノーザンホースパーク (@northern_horse) January 13, 2022
アーモンドアイが繁殖牝馬になってから、2024年7月現在、3頭の子供を産んでいます。
年度 | 馬名 | 性別 | 父名 |
2024 | アーモンドアイの2024 | 牝 | キタサンブラック |
2023 | アーモンドアイの2023 | 牡 | モーリス |
2022 | アロンズロッド | 牡 | エピファネイア |
2022年生まれのアロンズロッドは2024年夏にデビュー予定。
ルメールが「お母さんと同じ走り方で軽い」と発言していることから、活躍が期待されています。
まとめ
万人が支持する競走馬はいないと思いますが、アーモンドアイのことを嫌いになってしまう人もいるほど圧倒的な強さを持っていました。
今後は子ども達の活躍に期待です。
これはすごいことになりそうだ…。